忙しさを理由に熟慮しない人々は、
売り手にとっては良いカモです。
しかも、「忙しい人に」と言えば
まるで自分の為に準備してくれたかのように
売り手が親切であるかのような
錯覚させることもできる
とても便利な言葉だからです。
ですので、「忙しい人にオススメの」と語る
商品やサービスの広告を見たらご注意ください。
因みに、
私が今、忙しい人にオススメするのは
「インフルエンザ」です。
医師の診断書があれば、
ほとんどの予定をキャンセルできる
現代社会で最強の説得力を持つ現象です。
もちろん、合併症などで重症化してはいけないので
基礎体力など日頃の健康状態も考慮した上でですが、
通常の人間にとってインフルエンザは
自己免疫により1週間程度で治る病です。
そのインフルエンザに罹患した上で、
無駄に寝て過ごすのではなく、
その休養中に
今まで自分が時間を使ってきたものよりも、
もっと大切なものがあると仮定して探してみてください。
何か大切なものが見つかったら、
それよりも大切なものがあると
改めて自分に言い聞かせて再度探します。
これを何度か繰り返し、
見つけた大切なものたちを
手に入れた未来と
そうでない未来を
イメージしてみてください。
五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)を
一つずつ確認し、
その時に湧き上がる感情も確認しましょう。
インフルエンザであれば、
1週間ほど朝から晩まで続けられるはずです。
それだけやれば、
これまでの価値観を改め、
より大切なもののために
人生時間を使えるようになるはずです。
私が今忙しい人にオススメするのは、
そのような時間の使い方です。
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苫米地式コーチング認定コーチ 坂本裕史
WEB https://www.sakamoto-coach.com
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彼が作ったものは、
パソコンに向かって質問に答えていくと
最後に診断結果が表示される単純なもの。
そして、診断結果は
1種類しか用意しなかったとのこと。
つまり、
質問にどう答えても
同じ診断結果。
デタラメな診断です。
彼は、それを
学園祭の出し物として出展しました。
占い好きな女性たちが
大勢利用したそうです。
もちろん、
デタラメな診断結果に
不快感を示す人も多かったそうですが、
彼はそれでよかったのです。
彼の目的は、
診断結果を的中させることでも
顧客満足度を上げることでもなかったのです。
学園祭が終わったとき、
彼の手元には、
多くの学生たちの
好きな異性や嫌いな教師など、
通常では入手困難な個人情報が
大量に集まっていました。
彼の目的は、最初から
個人情報の収集だったのです。
当然、デタラメな診断結果を見て
不快な思いをする人が多かったそうです。
それでも、
悪評が広まる前に学園祭は終わる。
そこまで計算の上で、
インチキ診断ソフトを作ったのだとか。
先を見通し、見事に目的を達成した。
自慢話として誇らしげに語っていましたが、
私は酷く不快感を覚えました。
インターネットが普及し始めた
1990年代の話です。
■□■ 見えない情報を認識に上げる ■□■
そして、現在はこれと同じことを
企業が普通に行うようになりました。
各種SNS上に生まれては消えていく
無料診断アプリ。
当然、診断結果はデタラメです。
むしろ、デタラメだからこそ、
話のネタになると思って
利用する輩もいるぐらいです。
だから、次々と姿を変えて
別バージョンが生まれてきます。
まさに学園祭での一発勝負と同じです。
こういったサービスは
無料で提供されますが
無料で製作されているわけではありません。
では、なぜ
民間企業がこのようなサービスを次々と作るのか。
それは、利用者の個人情報を収集し
販売することで利益が得られるからです。
では、ここでいう個人情報とは何か。
利用者がSNS上に上げている
公開情報はもちろん解析されます。
更に、
非公開情報や交友関係も
重要な情報として吸い上げていきます。
学園祭の話であれば、
詐欺にあった利用者だけでなく、
そこで「好きな異性」「嫌いな教師」と
書かれた人物も被害者です。
SNS上の診断サービスも同様です。
利用者だけでなく、
その交友関係全般への迷惑行為になります。
こういった情報収集の仕組みは、
何も特別な隠された陰謀ではありません。
少しITリテラシーがある人なら
知っていることです。
つまり、診断サービスを利用すると、
自分と友人の個人情報を渡したことを、
自身のITリテラシーの低さとともに
公表していることになります。
その結果、
周囲の反応は2種類に分かれるでしょう。
一方は、
何も知らず診断結果を一緒に笑う
リテラシーの低い人々。
もう一方は、
自分の個人情報を危険に晒されたことに気付き、
距離を取るリテラシーの高い人々。
情報化社会であなたが幸せに生きようと思えば、
どちらと親しくすべきかは自明です。
あなたが大切な人を護り、
大切な人と幸せに生きられるように
今回は当たり前のことを書いてみました。
---------
苫米地式コーチング認定コーチ 坂本裕史
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信じる方がバカだ。
そう思うでしょう。
しかし、本当にこれと同じようなレベルの
馬鹿げた嘘を信じてしまう人がほとんどなのです。
■□■ 【実例】世界が騙された嘘 ■□■
一つ、分かりやすい例を挙げましょう。
「温暖化により氷が溶けると、海面が上昇する。」
これは、
今でも信じている人が多いのではないでしょうか。
では、実際はどうでしょう。
なぜ、氷は海水面より高い所にあるのか。
それは、凍ったことで密度が下がり、
水より軽くなった分だけ浮いているのです。
当然、融けたときには元の密度に戻るので
元の水位に戻るだけです。
これは、中学校で習うアルキメデスの原理で
学んだはずです。
もちろん、
南極大陸上の氷が溶けた分は上昇するとか、
海水に真水が混ざる分は上昇するとか、
様々な話はありますが、
当初言われていた大幅な海水面上昇は
論理的に破綻。
しかし、世界中の多くの人が
このような基本的な嘘に騙されました。
■□■ 騙される仕組みと対策 ■□■
何も知らない状態で、
最初に間違った情報を受け入れてしまうと、
誤った世界観が構築されてしまいます。
あるいは、既に知識があったとしても、
権威等によって別の情報が上書きされ
一気に洗脳されることもあります。
そして、マスに仕掛けるときに
最も多く利用される基本的手法が
「繰り返し」です。
誤った情報でも何度も見聞きしていると
大抵の人間は
嘘と真の区別ができなくなるものです。
特に、
慌てていたり、怯えていたりすると
冷静な判断ができなくなります。
それが日常化すると、
時間をかけて考えても
目の前の現実が見えなくなっていきます。
そういう人を「騙されやすい人」と呼び、
集中的に狙う集団がいます。
そうならない方法は、単純。
逆のことを行えばいいのです。
慌てず、怯えず。
リラックス。
知識を増やし、
権威を疑い、
自分で考える。
人間には、
高度な論理思考を行う巨大な脳があります。
こんな世の中だからこそ、
これまで以上に
前頭前野を使い、
知性を高めて、
高い抽象度で、
論理思考を。
---------
苫米地式コーチング認定コーチ 坂本裕史
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国内トップクラスのコーチが集まる年に一度の祭典。
多くのコーチに直接会って話せる貴重な機会です。
私もブースを構えて参加していますので、
どうぞ、会いにいらしてください。
また、サミットの最後には
苫米地英人博士の講演もございます。
多くの分野で活躍される苫米地博士が
直接コーチングを語る機会は少しずつ、
そして確実に減ってきています。
それだけ我々認定コーチに役割が
移ってきているとも言えますが、
今回のサミットは苫米地博士が
一般向けにコーチングを語る
貴重な機会でもあります。
苫米地博士の講演は、数十万円するものも多数。
我々認定コーチも価値の高い講演を日頃から行っています。
それが、今回のコーチングサミットでは、
無料で参加可能な枠があります。
全ての講演を聞くには有料になりますが、
それでも例外的低価格に設定されています。
その理由は、公式サイトに記載されていますが、
正しいコーチングの普及のためです。
本物と偽物のコーチングが、
物凄い勢いで広がっています。
その危機感もあって、
正しいコーチングの普及のため
異常な価格設定となっています。
ですから、大勢の申し込みを予想して
公式サイトの申込受付は先着順となっています。
ご注意ください。
(コーチングサミット2017 坂本裕史 講演)
無料で、プロの現役トップコーチ達に会えるイベントですから、
当日のブースでは混雑が予想されます。
せっかくご来場いただいても、
タイミング次第で面談対応できない場合がございます。
(前回は私のブースでも多くの方にお待ちいただき、お断りすることとなりました。)
そこで、私、坂本裕史のブースでは、
メルマガ登録者専用のブース予約枠をご用意いたします。
詳細は、今後のメルマガにてご案内しますので、
今しばらくお待ちください。
まだ、ご登録いただいていない方は、
まずは坂本裕史メルマガ登録ページ
からご登録いただき、
今後の配信をお待ちください。
(コーチングに関するQ&Aおよび講座案内を、
月に1~2回程度配信中。)
尚、LINE@にてメルマガ登録いただくと、
「コーチングサミット2017 坂本裕史 登壇スピーチ」
をご覧いただけます。
コーチングサミット2019に向けて一度ご覧いただくと
未来のビジョンがより鮮明になるかと思います。
では、11月3日、品川で
お会いできることを楽しみにしています。
■■■■■■■■■■
苫米地式コーチング認定コーチ 坂本裕史
WEB : https://www.sakamoto-coach.com
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では、次の段階です。
見つかった問題を解決する方法を探してください。
できれば、実際に行動するといいでしょう。
なぜなら、行動することでアドレナリンが分泌され、より思考がアクティブになるからです。
コーチングの生みの親であるルー・タイスは、こういったプロセスを「Invent on the way」と呼びました。
方法は進みながら見つけるものだと。
具体的な行動が困難な場合は、無理はしなくて結構です。
可能な範囲で行動しながら、問題の解決方法を考えてください。
あなたにとっての困りごとを解決するのですから、きっとWant toのはずです。
より望ましい状況となるように、考え、そして行動してみてください。
考え行動する。更に、行動し考える。
すると、ある時、「問題そのものにアプローチする」よりも効果的な「問題の根本的原因にアプローチする」方法が見つかるはずです。
そうなれば、次の段階です。
発見した「問題の根本的原因にアプローチする方法」を実践してみてください。
もちろん、これもあなたの困りごとを解決することですから、Want toです。
ただ、遠くにある原因は、目の前の問題(現象・結果)に比べると臨場感が低いかもしれません。
そういう時は、問題が原因ごと解決された未来をリアルにイメージして臨場感を高めてください。
引き続き、問題の原因を解決する行動と同時に、更なる解決方法を考えます。
より広い空間で、より長い時間に影響を与える方法を。
より少ない労力で、より早く解決する方法を。
すると、今度は「問題の原因の原因」が見えてくるでしょう。
これを繰り返せば、「問題の原因の原因の原因」が見えてきます。
「原因の原因」を探る行為は、この世の縁起を探る瞑想に等しいトレーニングです。
あなたのワクワクが続く限り、どこまでも続けてください。
一定期間継続して行えば、新しい因果の階層に辿り着けるでしょう。
それが、抽象度の階段を登るということです。
しかも、今回のワークはあなたのWant toに近づく仕組みが入っています。
どうぞ、お好きなタイミングで、あなた自身の幸せのために行動を起こしてください。
もちろん、取り組むべき問題は一つである必要はありません。
同時期に複数のテーマに取り組んでも、脳の負担は同じです。
むしろ、たくさんのWant toが生まれ、活性化することでしょう。
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苫米地式コーチング認定コーチ 坂本裕史
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そんな方から、
旅費を出しますから、
こちらまで来てもらえませんかと
依頼があった。
そこまで言われると断れないのが人情というものです。
日程を調整して、その方が住む街まで行ってまいりました。
もし、やむを得ぬ事情でこれまで坂本の講座に参加できなかった方も、一度ご相談ください。
可能な限り柔軟に対応いたします。
――――――――――――――――――
苫米地式コーチング認定コーチ 坂本裕史
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私なら武術やコーチング技術を使って、どうにでもできます。
しかし、肝心の彼女は、なす術がない。
対処法を何も知らなかった。
考えてみれば当たり前のことですが、
多くの人が「身を守る術」を学んでいない。
恐怖を克服するために20年近く修行をしてきた私にとってスコトーマでした。
「身を守る術」がない。
そのことを実感した途端、
「襲われたら、どうしよう?」
が急に恐ろしくなりました。
例えるなら、
鎧を着て、武器を持ち、
戦況を正確に把握して、
自由自在に戦える私。
対して、多くの人は
戦場のど真ん中に
裸で放り出されたようなもの。
武器も、防具も、情報もない。
人並み以上の装備を持つ私にとって、
その不安はスコトーマでした。
逆に、戦場を毎日 素手で戦っている人たちには
装備を持つことがスコトーマなのかもしれません。
私は子どもの頃から喧嘩に負けたことがない。
成人してから20年近く武術を学んだ。
さらに、最先端の心理学・脳科学を学び、
ビジネスの場で心理戦を戦い抜いてきた。
そんな私と、世間の人々の安全性は違う。
安心感も大きく異なることだろう。
ぜひ、安心して安全な日々を過ごしていただきたい。
そして、現状の外側へ飛び出す勇気も、そこから掴み取っていただきたい。
そのために、本講座では これまで人に伝えたことのない技術を公開することにいたしました。
「無敵の生き方講座」の詳細は、こちら。
ぜひ、この機会に自由自在に生きるすべを手に入れてください。
――――――――――――――――――
当ブログは、シェア・拡散、自由です。
苫米地式コーチング認定コーチ 坂本裕史
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株などもそうですが、
昨年あたりから仮想通貨の話題も増えてきました。
何にお金を使えば、より多く効果が得られるか。
多くの方が興味を持つテーマだと思います。
具体的な答えはケースバイケースですが、
ある一定の傾向や原則は存在します。
ずいぶん前に苫米地博士が
「今、金(きん)を買うといい」
と言われていた時期があります。
その話を聞かれたのだと思いますが、
「金を買えばいいですか?」
と言う方もいらっしゃいますが、
その答えは状況によって変化します。
そして、昨年からは
ビットコインのお話も増えてきました。
「ビットコインは買いですか?」
ビットコインとは、どういうものなのか。
それを取り巻く環境がどうなっているのか。
それが分かれば答えは自明です。
様々な投資商品が開発され、
流通するようになりました。
だから、私のところへも
相談が届くのだと思います。
「何に、投資したらいいですか?」
「いつ、投資したらいいですか?」
その答えは、
本人の懐事情や短期か長期かなど
事情にも寄りますが、
抽象度を上げれば見えてきます。
まず、何に、投資したらいいか。
それは、価値が下がらないもの。
できれば、上がるもの。
資産家たちに
骨董品コレクターが多い理由は
まさにこれです。
株は価格の上下が大きく、
時として投資先の企業そのものが
なくなる場合もあります。
一方、骨董品は、
長い間価値を保存できます。
そして基本的に価値が下がることがない。
物によっては、時間とともに
価値が上がるものもあります。
自分の所有物として鑑賞できて、
売るときには同等以上の値段で売れる。
ただし、本当に価値の分かる人でないと
楽しめない方法かもしれません。
あるいは、先述の
「金を買う」のも一つの手段です。
金は、物理的特性や希少性から
「価値」の保存という機能を持っています。
ただし、「価格」の変動はあるので
そのリスクは理解する必要があるでしょう。
それらを踏まえて
「何に、投資したらいいですか?」
にお答えします。
少なくとも、
あなたが生きている間は
存在し続けるものであって、
価値を維持、
もしくは向上するもの。
そういったものに投資をしてください。
さらに、
使っても減らないものが尚良し。
――――――――――――――――――
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坂本裕史 セミナーのご案内
講演のご依頼・ご相談は、こちらから。
苫米地式コーチング認定コーチ 坂本裕史
WEB : http://www.sakamoto-coach.com
(http://wordsforest.com/?p=804より)
彼が子どもの頃に読んでいた漫画。
有名な作品なので、私も名前ぐらいは知っていましたが、読んだことはなかったので手に取ってみた。
読み進める中で、作品の世界を感じながら様々なことが頭に浮かぶ。
1980~90年代の子どもたちが、この作品を読んでいたこと。
それが情操教育的にどのような影響を与えたか。
今の漫画・アニメを見ている子どもたちが、将来どのような大人になるか。
この不思議な世界観が、読者の心を掴んだのは何故か。
この世界感を共有した大人たちが一定数存在し、経済活動に繋がっていること。
こういったことを読み進めながら、頭の中で整理していく。
私の中では、単に漫画を読んでいるのではなく、社会現象の解析とゲシュタルト構築を始めていた。
すると、また友人から「何て顔して読んでるんですか!」と言われた。
ゲームの時と同じです。
彼は娯楽として渡したかもしれませんが、私は娯楽+αとして楽しんでいた。
つまり、物理的には同じ部屋で同じ画面を見ていても、情報的にはかなり遠い世界にいたのです。
さて、ここで冒頭の話に戻ります。
「一人一宇宙」
例え、同じ場所で、同じものを見ても、
思い描く世界は人それぞれ異なるということです。
このように言ってしまえば、あまりに当たり前に思えるかもしれませんが、多くの人は「同じ世界を生きている」という勘違いをしてしまっています。
ここで、少し確認してみましょう。
(1) 500円玉よりも、1万円札の方が、20倍価値がる。
(2) 新入社員よりも、社長の方が偉い。
(3) 日本は世界で唯一の被爆国である。
(4) 人は酸素を吸って、二酸化炭素を吐いている。
(5) 働かざるもの食うべからず。
さて、本当でしょうか?
(1) 500円玉よりも、1万円札の方が、20倍価値がある。
製造原価は、1万円札よりも500円玉の方が高い。
また、資源としても、紙よりも金属の方が高価です。
(2) 新入社員よりも、社長の方が偉い。
新入社員はこれから何十年も働き、将来社長になるかもしれません。
一方、社長は来年引退するかもしれません。
(3) 日本は世界で唯一の被爆国である。
原爆・水爆の実験場には、人が住んでいました。
そのため、被爆した方々は海外にもたくさんいます。
(4) 人は酸素を吸って、二酸化炭素を吐いている。
酸素100%では、呼吸はできません。
そして、呼気のCO2濃度はわずか3~4%です。
(5) 働かざるもの食うべからず。
労働と食(生存)は、別問題です。
0歳から老人まで、全員食べる(生きる)権利があります。
もちろん、これが唯一絶対の正解ではありませんが、視点が変われば、世界が変わるということです。
このようなことは無数にあります。
一人ひとりが、別の宇宙を生きている。
一人ひとりの異なる宇宙が、部分的に繋がっている。
それが現代科学の認識です。
物理空間に関しては、無数に存在するパラレルワールドが量子論から生まれ、
情報空間に関しては、実在しない仮想の世界さえも含一つの可能性世界(possible world)として扱うように哲学は進化しました。
現代の最先端科学では、「一人一宇宙」が当たり前。
あなたは、あなたの宇宙を生きている。
そして、目の前の人は、別の宇宙を生きている。
みんな違う世界を見ているのです。
その上で、独立したそれぞれの宇宙が繋がる「点」が存在します。
そうでなければ、我々は世界を共有できません。
今回のブログは、「あなたの世界を、他人と共有できない理由」というタイトルで書き進めてきましたが、その裏側には「あなたの世界を、他人と共有する技術」が存在します。
だからこそ、
我々は日常生活に支障がない程度に、世界を共有できているのです。
それどころか、まるで同じ宇宙を生きているかのように錯覚しています。
どうして違う世界にいながら、同じ世界だと感じているのでしょう。
そこが心の面白いところです。
もし、興味があれば、一度深く学んでみてもいいかもしれません。
どうぞ、認知科学の世界へ。
――――――――――――――――――
当ブログは、シェア・拡散、自由です。
苫米地式コーチング認定コーチ 坂本裕史
WEB : http://www.sakamoto-coach.com
その先生にお会いするのは、実に3年ぶり。
ある分野で、私が知る限り日本のトップ10には入る実力者だと思います。
3年前は、私もただ受講生の一人として参加していましたが、今回は違いました。
立場上は受講生の一人ではありましたが、ワークショップ中に一目置かれる存在になっていたようです。
懇親会では他の受講生から私も「先生」と呼ばれるようになり、講師の先生からはプライベートでの交流のお誘いを頂きました。
最後に、講師の先生から「また、いろいろ教えてください。」と深々と礼をされた。
先生の謙虚さに頭が下がるとともに、この3年間の自分の成長を実感した1日でした。
実際は、3年間かけて変化したわけではありません。
3年間のうちの、あの日。
コーチングセッションを受けたあの日にマインドが一新された。
その実感があります。
人は一瞬で変わることができる。
私が常々そう断言しているのは、自分自身がそういった体験を何度もしているからです。
そして、私とご縁がつながった方々も同様に変革していく姿を見ているからです。
あなたも、心から変わりたいという気持ちがあれば、いつでも変化することができます。
チャンスは目の前にあります。
――――――――――――――――――
当ブログは、シェア・拡散、自由です。
苫米地式コーチング認定コーチ 坂本裕史
WEB : http://www.sakamoto-coach.com
小学3年生の少し控えめな大人しい女の子。
少し難しい遊びを提示しましたが、ものすごい集中力。
1時間後には、あまりの成長ぶりにお母さんがびっくりされていました。
ほぼ初対面の子と、短時間で打ち解け、楽しみながら知識や技術を伝える。
そのための仕組みを知っていれば、育児も教育も楽で楽しいものになります。
逆に、世間では
「何度言ったらわかるの!」とお子さんを叱る母親をよく見かけます。
同じことを何度も繰り返していると、余計にイライラする。
その気持ちは、分かります。
何度 言ったらわかるのか。
その答えは、平均 約500回。
そんな結果を出した実験(英作文の文法学習)もあるそうですが、実際は小さなお子さんに何度言っても分かるものではありません。
なぜなら、子どもの脳が十分に発達していないからです。
正確には、論理的に考えるための脳が、まだまだ未熟なのです。
もしも、理路整然と言葉を扱い、完全な自制心を持った子どもがいたら、周囲の大人は驚くのではないでしょうか。
にもかかわらず、ついつい大人は自分たちが使う「言葉・論理」で子どもたちに物事を伝えようとしてしまいがちです。
では、子どもとは意思の疎通ができないかといえば、そんなことはありません。
子どもは大人以上のコミュニケーション能力を持っています。
様々なアンテナを使って周囲の情報を読み取り、正確に状況を理解しています。
ただ、物事を論理的に考え、言葉を上手く使うためには、もう少し年齢を重ねる必要があるだけなのです。
そういった意味では、言葉で何度言っても伝わらない。
しかし、別の方法で一度伝えれば、十分に理解し、行動も変わるものなのです。
言葉以外のどのような方法で、どのように伝えればいいのか。
そこは、まさに言葉ではお伝えしにくいところですが、まず前提として大きな愛情で向き合ってください。
「親」という字は、「木の上に立って見守る姿」を現していると言われますが、まさに見守る視点。
言葉以外の力も使って傾聴してみてください。
きっと、子どもたちが全身で表現しているたくさんのメッセージに気付かれると思います。
具体的な話は、誤解が生まれないように対面でお伝えするようにしていますが、コーチング理論の簡単な応用で子どもは一気に成長するものです。
全ての子どもは、とてつもない可能性を持っています。
その可能性の芽を摘まないように、地域全体で大切に育ていく。
そういったことができる大人が増えるためにも、コーチング理論をお伝えしています。
――――――――――――――――――
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苫米地式コーチング認定コーチ 坂本裕史
WEB : http://www.sakamoto-coach.com
本当は望んでいない世界をゴールに設定してしまっていることがよくあります。
しかも、そのことには自分ではなかなか気付くことができません。
過去の先入観や常識で、無意識が妥協したり諦めてしまっているのかもしれません。
そういう時は、 コーチ側からの働きかけで「現状の外側」を感じていただきます。
すると、自分がいかに狭い世界にいたかに気付かれ、ご自身の力で「現状の外側」へ一気に飛躍されます。
自分一人では見つけられない「現状の外側」をお見せするのもコーチの役割です。
――――――――――――――――――
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